補足ー<スタディー/量感>
<スタディー/量感>
量感については意図的でした。
例えば、白いボリュームを100個作って配置を決めていくというスタディー方法はあり、それからできた素晴らしい建築は多くあります。
勿論、白いボリュームのスタディーでも、できたのかもしれません。
それでこれもやっぱり白いヴォリュームスタディーと言うのは少しやってみていて、けれどちょっと違ったのです。ヴォリュームだけいじっていても、案の表面を滑って行って形がまとまるだけで、進歩が微差でした。平面を眺めるということの延長にしかすぎなかったのです。
ですからここでは、100個とは決めないけれども、他の住宅でのスタディーも含めて、ある程度の量感をもつ、つまり全部があるフォームの決断に真っ直ぐ向いている訳ではないけれど、同じコンセプトから派生した別々のスタディーのバリエーションをふやし、そういう集合がまあ100個くらい集まった時に、結果や関係の中に何かが見えるのではないかと、期待して取り組んでいたのです。